ナウマン象が科博に大集合!2014/07/17

科学博物館で開催されている、「太古の哺乳類展」へ行ってきた。

展示の名前だけ聞くと、"?"という感じがするが、
"絶滅した哺乳類が大集合!"をテーマに
新生代の日本にいた、ナウマンゾウを中心とした展示。
大昔の日本に、沢山の象が生息していたことに驚く。

パレオパラドキシア、歩く姿などの3態

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アケボノゾウ、70万年前に絶滅。

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北アフリカを起源とする象が、オセアニア大陸を経て、日本に来た。
大陸と地続きだった日本は、地殻変動で、大陸を離れ島になると、
体格が大きな生き物は、生き延びるために、小型化していった。

ナウマンゾウは、全国で化石が見つかり、日本を代表する化石ゾウ。
氷期と間氷期が繰り返されることで、寒暖の差が大きくなる中で、
ナウマンゾウは、日本列島を北から南へと移動したようだ。
そのため、各地で化石が見つかっている。

ナウマンゾウ(メス)

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ナウマンゾウ(子ども)

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ナウマンゾウ(オス)

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アフリカゾウとケナガマンモス

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多摩動物園で飼育されていた、オスのアフリカゾウ。
2006年8月に死亡した、タマオ。

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黒い化石が、ケナガマンモス。
アフリカゾウと体格が似ているが、牙や骨の形状に違いがある。

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