一輪草・カンアオイ・サクラ・・・などを楽しむ2014/04/07

久しぶりに、興善院へ行った。
住職が庭仕事をしていたので、声を掛けた。
ここの住職は、境内の掃除や植木の手入れに精を出されていることがが多い。

住職は、見頃の花を案内していただいた。


庫裡の前庭に植えてある、一輪草。
自生の一輪草ではなく、苗から育てたもの。
一輪草の自生地の見頃は、1~2週ほど先になるようだ。

住職の許可を得て、庭に入らせていただき、パチリ。

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一輪草の隣に、ヤマシャクヤクが咲き始めている。
開花すると、和紙のような花びらで、白い5弁の花になるとのこと。
あと1週間ほどで満開になるが、2~3日で散る短命花なので、
見逃さないようにしたい。

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住職は、珍しい花があるという。

カンアオイという花で、パンダカンアオイとキウイカンアオイの2種類。

帰宅後、ウェブで調べると、カンアオイ(寒葵)とは、
「東アジアを中心とした北半球の温帯に広く分布する多年草で
60~100種が知られている。日本にはその半数近くがある。
徳川の紋所で有名な"三葉葵"はカンアオイの一種であるフタバアオイが
デザインの元となっている。」とのこと。

パンダカンアオイ

花色のコントラストが
パンダの顔のように
見えるので
こう呼ばれている
正式の名前は、
アサルム・マキシムム
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キウイカンアオイ

キウイフルーツを
切ったときの断面に
花の中が似ている
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境内の裏手にある「ふるさとの森」へ通じる道の脇で・・・

アオキがきれいな色の新芽を出している。

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アオキの反対側の野原に、ムスカリが自生のように咲いている。

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「ふるさとの森」を抜け、花と緑の振興センターの東門(裏門)から中に入った。

東門の近くに、八分咲きのサクラがあった。
ピンクのきれいな花が咲いている。
幹に吊されたプレートには、「サクラ”思川(おもいがわ)”」とあった。

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